沢田研二としての初めての主演作品
物語としては、一応架空の歌手役で人気のある歌手のその時のドキュメンタリーの様なドラマ展開に。
その中で、沢田研二としての音楽活動とコンサート風景を入れ込み。
この作品、ローリングストーンズの「ロックンロールサーカス」と言う作品が元ネタとの事。
でも、今観賞すると当時バリバリのアイドルだった沢田研二が、セックスシーンがあったり、飲酒シーン、暴力シーンとアイドル映画の枠を越えていて、そこにライヴシーンをインサートする、まさに早すぎた「ボヘミアン・ラプソディ」。
ちなみに、共演者も多彩で中山麻里、地井武男、樹木希林、佐野周二、秋吉久美子に原田美枝子etc,がドラマパート
コンサートシーンでは、内田裕也に井上堯之バンド時代の岸部おさみ(現岸部一徳)。
沢田研二は、演技をしても独特な色気があり、単発的に映画、ドラマに出ていましたが、80年代に役者側へ本格的に力を入れてたら、ジャンル的に他にいない凄い役者になってたと今でも思ってます。