SoUemura

悪魔の発明のSoUemuraのレビュー・感想・評価

悪魔の発明(1957年製作の映画)
4.4
ひっっさびさに映画を観た。

一言で言うなら、素晴らしい映像体験、それに尽きる。
虚実一体、渾然一体とは正にこのことで、仮にも映像制作の端くれにいる自分でも何がどうやって作られているのか、ほとんど分からないぐらいに、不思議な映像だった。

映像表現もさることながら、ストーリーも(意外と)しっかりしてて、コミカルな動き等にもちゃんと笑わされた。

80分ってこんな短いものかと、映像に圧倒された故に体感時間が狂った。
元々短い上に、魅力的な映像に引き込まれて、30分ぐらいに感じた。(とてもいい意味で)

コミカルさや世界観の類いは、ウェス・アンダーソンとか好きな人ならハマりそうだなぁ、などと。

あと、我が子(生後3ヶ月弱の娘)も、一生懸命観て時々笑ったりしてた。
英才教育が過ぎるな、と思った。
とてもいい経験をした。
SoUemura

SoUemura