うーむメロドラマ
世間世間とやたら煩いけど、今でもそんな言葉に雁字搦めになってる人はきっといる。
若くナイーブな田村高廣は坊ちゃん然とした物腰言葉が似合ってましたな。ストーカーじみてるのがだいぶ怖かったけど。
義弟がこれまた優しげな男前佐田啓二だし、終盤女達の連帯がせめてもだったのでさほど冬子が可哀想に思えなかった 笑。
が、最後「墓参りに行きましょう」と誘う義弟に一転背中が寒くなる。
彼がこの先酔うたびに「子まで捨て男と逃げようとしやがったくせに」と将来妻となった冬子に絡まんでくれよと終劇後願わずにはいられない。