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トゥルーマン・ショーのdeadloopのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.5
"Good morning, and in case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!"
主人公は普通に生活してるが、全て作り物であり、彼の親友、奥さん、町、何もかもフィクションと言う世界。
しかも、それを24時間放送していると言う人権もヘッタクレもない笑。

CMがない代わりに、街の住人がカメラがあると思わしき方向に商品を宣伝(プロダクトプレイスメント)したり、
主人公一人のリアルの人生をエンターテイメントにする為の箱庭を作ったりと奇怪な世界。
主人公が徐々に『自分だけの世界』に気づいていくけども、気づけば気づく程に周りが虚構になり孤独を感じていったのかな。
最後、『現実』に旅立つ時に言ったいつものセリフは、もう二度と会いませんよって皮肉やろーな。
色々気づく点があるやろ(笑)って思ったけど、実際に同じ立場になれば分らんもんなんやろな。
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