このレビューはネタバレを含みます
評価に困る作品
トゥルーマン以外の全人類はトゥルーマンのリアルな人生をエンタメとして楽しむ一方で、人生の全てを作り物として過ごしているという対比が残酷であった。
月が大きかった(私は気づかなかった)りなど、人生が全て作り物であるという伏線はさまざまに張り巡らされていた。
最後のシーンは操られた人生からの脱却というラストであると素直に受け取った。
もっと続きを見たかったが、ここで終わるからよかったのだろう。
全ての人がトゥルーマンに対する悪意や後ろめたさがないのが非常に気味が悪いポイント。