このレビューはネタバレを含みます
液晶越しに頭を撫で、慈しむ表情をつくる様子とそのセリフに、トゥルーマンは自分がいたからこそ存在できたのだと考えていること、それが自慰的であるしそれに気付いていないしで胸糞悪い。こういうタイプはタチ悪い
たとえ、どんな結末だとしても、自分の選択で行動したという事実があれば救われるだろうという希望を持っている。
お膳立てされ、自分の選択を無いものにされた世界に生きることは、全く、生きるということとは違うのだと再認識させられた。
番組において必要だったのはトゥルーマンという人そのものではなくただの器で、中身が乖離している離人感