mdmさんの映画レビュー・感想・評価

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ガス燈(1940年製作の映画)

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精神的に相手を支配する“ガスライティング”の由来になった映画。とにかくずっと嫌な気持ちで、鬱。
だけどとにかくリアルだし、観ていて泣きそうになる。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

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かっこいいんだけど、それ以上に柔らかくて軽やかな雰囲気が最強に魅力的なヒューグラント

ガタカ(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

インポスター症候群を思い出した。

常に誰かの偽物のような感覚で、自分は誰かの下位互換。正しい誰かを目指している。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

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液晶越しに頭を撫で、慈しむ表情をつくる様子とそのセリフに、トゥルーマンは自分がいたからこそ存在できたのだと考えていること、それが自慰的であるしそれに気付いていないしで胸糞悪い。こういうタイプはタチ悪い>>続きを読む

地獄の警備員(1992年製作の映画)

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主人公が落としたイヤリングを、「自分のために残していった」と捉え、自分の片耳につける という無害な行為で、富士丸の気持ち悪さが示されるのが良い。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホラー作品は観客と恐怖を与える側の距離感が大切という話を聞いた。漠然とした怖い対象(今回は口裂け女)は、不可解なものだからこそ怖がれるというようなこと。

その中で、御砂子という名前を与えて、過去を与
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妖怪大戦争(2005年製作の映画)

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釜爺だ

妖怪たちがきちんと気味悪いし怖いのが本当にときめく。
演者が分からないくらい造形も手が込んでるし子供騙しなキャッチー妖怪では無い。

その上でコメディ寄りの妖怪たちが戦う要員としてメインで出
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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個人的に傘のシーンが1番グロテスクで精神的にもしんどかった。ムロツヨシが商店街を歩く様子も。とてもグロテスクで素晴らしいシーンだと思った。

見返りを求めてるムロツヨシは正当なのにきちんと気持ち悪くて
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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「憐れみをかけた」ゲゲ郎に水木は怒ったけど、妻の人間へ向ける愛をもって、ゲゲ郎も人間(水木)に愛を向けたんだなと思うともう…
ゲゲ郎が水木のこと「相棒」だとか「友」だとか……息子の未来と同時に友の未来
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呪怨(2002年製作の映画)

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こんなところに松下能幸。

(99年の呪怨比べると)

女子がよく叫ぶ。
伽椰子が出張して色々怖がらせる。(個人的には家から出ないようがいい気がする.呪怨'99は俊雄が出向く形で、伽椰子が表に出ないか
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

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漫画・ドラマよりテンション高めだった。登場人物や爆発シーンを何度も挟む感じ、爆発カットの多さはなにか理由ありなのか

漫画初見のときも一連の事件の複雑さが1回では理解できずに何回か戻って読み直してや
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

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サダヲと綾瀬はるか、闘う女性が好きで観た。結果全部の役者さんがハマっていてこの人以外ありえないなとおもう配役だった。

個人的にアクションも満足いくくらいたくさんで丁寧な上にお祭りシーンや白い婆様など
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

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邦ゾンビしては珍しい体育会系の主人公。アニメではブラック企業に勤める人間たちがあからさまにゾンビとして描写される
けど、これではあまりその要素がなくて勿体無い気もする。

ゾンビ化の過程が素晴らしくて
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

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光いっぱいの多幸感な映像とどこか不穏な感じとの行き来が良い意味で気持ち悪くて怖かった。
映像が途切れた時テレビが壊れたのかと思った。

人数の町といい、中村倫也こういう感じ多いな〜と思う。妙に世間離れ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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境界が鬼のようにでてくる。

ここまで明確に性と生と死が一直線にあるのは珍しい気もする。でも本来はそういうものだから間違えではない気もする。

冒頭の夏子さんが持ってる女性の粘度と父との性を感じさせる
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呪怨(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

帰ってきた柑菜に対してお母さんが「誰?」って言ったのが印象的。


Jホラーの怖さは「Jホラーは怖い」という意識を持っているからというのはある。

伽耶子、俊雄をなるべくしっかり巻き戻して見るようにし
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

怪物だーれだのナマケモノのターン、「これは星川依里ですか」の星川くんが本当にすごすぎてびっくりした。
星川くんの飄々とした感じがはじめきちんと不気味さがあるのも、すごい。

生まれ変わらなくてもいいよ
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

三半規管弱者は少し酔った。海洋恐怖症萌え二度美味しい。

カニと魚は慣れるし、愛着も湧くし、カニはこうやって泳ぐのかと勉強になった。カニの足さばきが癖になる。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レザーフェイスの弟と呼ばれてる感じが愛らしい。弟感を醸し出すモタモタオロオロ度合い。

ベラ・ルゴシここで聞くと思わなかった。ドラキュラとかゾンビマスターだから、おどろおどろしいということなんだろう。
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死霊のえじき(1985年製作の映画)

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皮膚の描写がすごい、もちもちというか柔らかそうで。
指を噛みちぎる時もウインナーをパリッと食べるcmのようだし、心なしか内臓もぷりぷりしてて美味しそう。

観てる側がゾンビに同化してる感じがする。ゾン
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

制作陣のエスター愛を感じる。

女同士の共謀感に萌えた。

本当に顔?表情がすごく幼く見える瞬間があってすごい。
反対にわざとらしいほどに、子どもによせてない普段もなんか良い。

いかにもな子ども的な
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ロストケア(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観にきてる人たちが年齢層高めなのもドキッとした。

直前に殺人犯vs検事 という情報だけ入れて観たから思っていたのとは違ったけど、関心のあるテーマだった。

絆が呪縛というのもわかる。

救いもわかる
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空白(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


皆がみんな、「本当に」「本当の」って言うから「本当」って本当に軽薄なんだろうと思った

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

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⚠️グロ

色々わからないけど、わからない映画で阿部サダヲや吉岡里帆やその他すごい人たちがふざけてる(?)のがよい。

色々余裕ある時に観るのがよい。

サントラ聴いてる。

サダヲ好きなのでキスシー
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

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三度みた。

池井戸潤作品初めて観た。これまでは避けてた。

西木さんの飄々と掴みどころのない雰囲気とかわいさとかっこよさと、温度感の良い熱さは、池井戸潤作品食わず嫌い民にとってとても魅力的。

一千
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トキワ荘の青春(1995年製作の映画)

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(F先生)顔も声もこの時から阿部サダヲ、浴衣のサダヲ。

当時は少年(子ども)たちのためっていうのが強かったんだ。そういうものに大人たちが真剣に向き合うというのがとてもよい。

セブン(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生の話題も陰鬱で湿度高い、
赤ライトの暗室で不穏なのになにもない、

びっくり要素ではなくずっと暗くて気持ち悪いところが好き。

顔が見えると怖さ半減に近いけどそんなこともなく、不穏で不気味な重点音の
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観始めは、ここまでくる映画だとは思わなかった。

映像が夢の中にあったり生々しかったり邦画独特の寒色味だったり、またフィルター1枚かかったような感じになったり生々しかったり、いつの間にか雰囲気が変わっ
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