ゾクっとした。
世界中が30年もトゥルーマンの人生を見続けてきたということも、彼以外の全てが創作された世界だったという狂気も、誰もがトゥルーマンを「愛して」いたという恐ろしさも、容赦ないエンディングも。
世にも奇妙な物語的なゾクゾク感。
それでいて、ジム・キャリーの百面相が楽しめるコメディタッチなところもあって良い。
これってでも、なんか今のSNSが普及した社会とほぼ同じじゃない?しかもシーヘヴンのような囲われた場所じゃなく、全世界を舞台にして。
トゥルーマンにとっての「シルヴィアのいるフィジー」がない今の社会、シンプルに怖くない?