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冬物語のRMのレビュー・感想・評価

冬物語(1992年製作の映画)
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惚れた女性に振り回されることが男の幸せ、とローランドのお父様が言っていたらしい(ローランドの著書より)。

自由気ままで自分の感情を信条に、母に呆れられながらも突っ走るフェリシーに終始共感する私。心を預けてしまったあの人を思い続けることで生まれた偶然、そこから怒涛のハッピーエンド畳み掛けドッカンドッカン。最高でございました。
幼い娘ちゃんも振り回されていたわけで、将来きっとお母さんに似るんだろうな~と思ったけど、その通りママの真似して嬉し泣きしてたのが可愛すぎた。

ロメールを劇場に観に行くと観客の年齢層が思いの外高くて、上映中微笑ましいシーンで品の良いおじさまたちの笑い声がこぼれるのが好き。
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