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ラスベガスをぶっつぶせのvilljobbaのレビュー・感想・評価

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)
4.0
天才的頭脳を活かしてラスベガスで一儲けしようと企むマサチューセッツコウカダイガクの学生たちの物語。実話を基にしている。

この映画で遊ばれるゲームはブラックジャック。手札のトランプの数字の合計をできるだけ21に近付けるというゲーム。
数字の合計値が低ければ更に山札からカードを引いていく。怖くなったら引くのをやめて、現状の数字で勝負。参加者同士ではなく、あくまでディーラーとの一騎討ちであり、ディーラーより数字の合計が21に近ければ勝ち。ただし21を超えると負け。

彼らはカウンティングという手法を使うが、これが勝負の後半で活きてくる。
山札のカードの残りが少なくなってきたとき、残りに何のカードが入っているか予測できれば、自分の値を21に近付けられるよね。その最後の一瞬に大金を賭けるのだ。

偵察係が小金を賭けながら、場に出た全てのカードを観察し、デカイ数字の時は-1、小さな数字の時は+1をカウントし、中くらいはカウントしない。
カウントの合計は通常0に近付くはずだが、運良く極端に+が多いときは、山札の残りにデカイ数字がたくさん余っていることになる。
デカイ数字というのは10と絵札とエースなので、高確率で10か11を加算できるのだ。頭良い奴ならさらにエースの枚数や山札の残りの正確な数まで予測できるから……
なので+が多かったら、偵察係が近くをウロウロする仲間に「このテーブル稼げるよ」サインを出し、仲間が大金を賭ける。

決して違法ではないがカジノ側からは嫌われるこの手法を、暗号を駆使して利用して稼ぎまくる、数学が得意な学生たち。
彼らは時に欲に負け無理な賭けに挑んで輪を乱したり、周囲の人に秘密にすることで軋轢を生んだりする、そんなお話。

映画の感想としては、とても気に入った。長いけど展開が激しくて飽きない。最後がキモチイイ。彼らが大儲けしていく様子を見ると、ギャンブル欲がスゲー湧いてくる。オーシャンズシリーズを観たときのように、チームに参加したいと思える。稼いでショッピングしたい。ワインを片手にギャンブルしたい。キャラクターも濃くて笑える要素もしっかり。
あとケイトボスワースかわいい。

来年ベガス行くので予習として観たが、いてもたってもいられなくなり直後に皆でブラックジャックした。12円儲けた。
自分は結構カウンティングが得意かもしれないと気付いたが、カウントの結果を上手く活かせなかったよ…まだまだ勉強が必要。

バカバカしいと思うかもしれないけど、ギャンブルもやるからには本気じゃないとね。きちんと予習して、負けても勝っても感情に流されず堅実に行けるかどうか…頑張って自制して来年に臨む所存である。

王道の痛快ギャンブル映画でした。
あまりネタバレしたくないのでとりあえず観てみてください。