昨日、レンタルDVDで初めて見ました。
昔ながらの現場主義としてネオレアリズモ(イタリア・リアリズム)を徹底して描いた凄いドラマ映画でした。
ロベルト・ロッセリーニ自身が第二次世界大戦で生々しい惨禍の悲劇やナチスにローマのサン・ロレンツォが空爆されて、前の前のタイトルで考えた後、休戦協定の後、撮影中止にした頃に構想を練った。本作でレジスタンスの不屈の闘志 マンフレーディ役を演じたマルチェロ・パリエーロが完成させた「無防備都市」です。
この作品は無防備都市は「開かれたイタリアの首都・ローマ」の意味であり、ナチス・ドイツが同盟国やったイタリアに攻めて占領したのは、イタリア戦線(第二次世界大戦において1943年7月9日にイタリア及びドイツの枢軸軍が連合軍と交戦してたが、イタリアが降伏後、イタリアを占領したドイツ軍とイタリア社会共和国(ドイツの傀儡国に過ぎないサロ政権若しくはイタリア国家)軍が連合軍及びイタリア王国軍と交戦)で連合軍のイタリア半島上陸と同時に連合軍との休戦を表明したから、休戦の結果、イタリア全土はドイツに占領されて、自分らの植民地として領土にしてたのが、気に食わなく、ナチスはやる事が汚い作戦で狡いな(こすい)って否定的な気持ちです。敗戦下の人間模様の鋭い作風を痛烈に描いたナチスの強制的な取り調べ、拷問シーン、イタリア市民達の不安や恐れの描写には痛感しました。
色んな国・チェコスロバキア、ポーランド、フランス、ベルギー、バルト諸国、
ノルウェー、デンマーク、ベルギー、北フランス、南フランス、セルビア、ギリシャ北部、ハンガリーといった東欧の広大な地域を占領し、植民地にして来たナチスは凄いな〜って感心しますが、自分から思えば理不尽な侵略
イタリアが同盟国であるナチスに利用されるようにイタリア全土を植民地にして拠点として使い、自分らの国のように軍法を不当に使ってるように見えて馬鹿げた処罰が気に入らなかったが、戦争であったから、仕方がないとしか思いようがない。
ナチスに逆らうレジスタンスの幹部達や彼らに協力した神父を容赦無くキツい拷問な刑を実行したナチスの悪行は極まりに凄かったです。特にジョルジオ・マンフレーディ役を演じた人を鞭責めだけじゃ無く、ガスバーナーで体と胸を火傷責めは極刑な拷問のシーンはスクリーン・プロセス無しで生々しく凄まじかった。
仲間のレジスタンスな情報を答えず、神への信仰を貫き通した神父は勇ましく尊い人で感心しました🌟🌟✨✨