無防備都市の作品情報・感想・評価・動画配信

『無防備都市』に投稿された感想・評価

昨日、レンタルDVDで初めて見ました。


昔ながらの現場主義としてネオレアリズモ(イタリア・リアリズム)を徹底して描いた凄いドラマ映画でした。











ロベルト・ロッセリーニ自身が第…

>>続きを読む

アンドレバザンの述べたように、内容ではなく文体でリアリズムを追求するがゆえに、物語に感動すると同時にある種の自己反省を行わざるを得ない。ディープフォーカスが捉える戦後イタリアの街は、ナラティブと同一…

>>続きを読む
死ぬのは難しくない
生きるのが難しいんだ

ただ誇りを捨てずに生きようと試みる人の息遣いが重くのしかかってくる。
のんchan

のんchanの感想・評価

3.9

名匠ロベルト・ロッセリーニ監督に初挑戦。
ネオレアリズモ映画の代表作で、古典的評価が認められた作品ということでずっと気になっていました。
シナリオには当時24歳のフェデリコ・フェリーニも加わっている…

>>続きを読む
ヒューマニズムと勇気の美しい物語。しかし、ナチス映画はプロパガンダである、というのと同じ意味においてプロパガンダである
odyss

odyssの感想・評価

3.0

【映画史的な価値はあるが】

イタリア・ネオレアリズモの傑作という映画史的な評価がつきまとう作品です。

ロッセリーニ自身が、第二次大戦でイタリアが連合国側に降伏した後ナチス・ドイツに占領された時期…

>>続きを読む
恒喜

恒喜の感想・評価

4.0

残虐ですね。映画であることを忘れさせる後半の迫真の偽ドキュメンタリー。

ネオレアリズモのアイコン化しているアンナ・マニャーニが倒れる一連のショットも改めて見るととても呆気ない。人間が死ぬ瞬間とは思…

>>続きを読む
zhenli13

zhenli13の感想・評価

3.8

これを観ずしてネオリアリズモは、ということで半ばお勉強ではあったかも。やはり暗い気持ちになる。解放直後の作品とのことだが作り込んであってドラマチックな印象を受けた。『ドイツ零年』のほうが生の余白みた…

>>続きを読む
西東京

西東京の感想・評価

3.6

『ドイツ零年』は短さゆえテンポが良くてヤケクソみたいな負のパワーに満ちてたけど、本作は救いがないだけの映画に思えてしまった。主人公が定まっていないからか、締まりがない感じもする。ただ、あの椅子の禍々…

>>続きを読む
マグロ

マグロの感想・評価

3.4

第二次世界大戦。イタリアは連合国に降伏後、かつて同盟国だったドイツによって占領されていた。
ナチスによる粛清と虐殺に抵抗するレジスタンスを描いた作品。

イタリアネオレアリズモの代名詞的映画。
英雄…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事