西部劇は苦手なのですが、ラッセル・クロウが好きなら…と知人に勧められて鑑賞
根っからの悪党ベン(ラッセル・クロウ)が捕まり、刑務所行きの列車に乗るまでのストーリー。
あらゆる手を使って脱走しようとするベン。
報酬のため、ベンを列車まで護送する役を願い出たダン(クリスチャン・ベイル)。
ただベンが不遇で、妻と息子2人がいるものの、戦争で片脚が義足となり、借金で追い詰められた生活を送り、夫としても父親としての威厳が失墜している
始めは報酬狙いだったダンだが、男としての面子にかけて任務を全うする姿勢へと変わる、このあたりから面白くなる
ベンとダンの食うか食われるかの戦い
しかし日を経るごとに、お互いの境遇を知り、性格を理解し、友情が萌芽する
ラストはとてもいい
魂の籠もった男の戦い、沁み入りました