児童文学が原作。
イギリスのヨークシャー地方の冬の広陵とした風景も好きだが、春に草花が咲き始めるとまた違った美しさ。
子どもたちの成長と共に風景も生き生きしてくるのが素敵だった。
邸宅の庭が大変美しかったが、花の分量がやや多かった。夢のような庭といえばあんな感じで正解なのかもしれないが、イングリッシュガーデンっぽく自然な感じが私は好み。
メアリーもコリンも最初トゲトゲしい捻くれた子どもだったのが、庭で過ごすうちに生きる力を取り戻し、大人たちも変えていく。それぞれ変化が丁寧に描かれていた。
子ども達にめちゃくちゃ厳しい家政婦長メドロックさん(マギー・スミス)は終始迷惑そうにしているが、メイドのマーサは優しくて天使の様だ。
弟のディコンも庭仕事に詳しくて、超いい子。