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チェンジング・レーンのjajaのレビュー・感想・評価

チェンジング・レーン(2002年製作の映画)
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現代に生きる一体誰が、キャビンやドイルを責められるだろうか。巨悪を働くスティーヴンやウォルターほどではないにしろ、皆が自分ファーストであらんとする。▼現代社会では少しでもずる賢く生きることが要求されるのだ。まさにこの世の中は「臭いゴミ溜めでゴミ捨て場」のようだ。キャビンが言ったように。そして誰もがトラブル中毒になりうる。ドイルのように。彼の国の大統領はその典型かな。それを自覚していないのは偽善者でさえある。キャビンの義母のように。▼それでも最後は人間の持つ本源的な心──良心であり、愛であり──が勝つ。
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