るる

オテサーネク 妄想の子供のるるのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
5.0
久々
ヤン・シュヴァンクマイエルの作品の中で一番好きです
漫画のMONSTARはチェコ民話のオテサーネクを元にしているとしか思えない
子供が出来ない夫婦、夫が半分気休めのつもりで切り株から作った赤ちゃんの人形(人形というか見た目は木そのまま)
奥さんが本気になってしまい妊婦さんのお腹の大きさに合わせて1ヶ月、2ヶ月とそれぞれ枕をつくり子供が産まれる年月まで偽装することに…
最初は「ごっこ」のつもりが自我を持ち様々なものを食べるようになる「オティーク」(オテサーネク)
アルジュビェトカ(主役の少女)は「オテサーネク」という本を読んでいてその異変に気付いていき…

シュヴァンクマイエルならではのストップモーション撮影とまずそうなご飯たち
シュヴァンクマイエルのなかではとてもわかりやすく人にオススメしやすいなーと個人的には思います

DVDの仕様なのですが子役オーディションと未収録カットが入っています…が!
日本語字幕なし
子役オーディションは20分近くありますが英語字幕のみでチェコ語がわからないからそれ頼りで見ようとするも字幕が消えるのが早すぎて何を言っているかわからない
何故日本語字幕を入れない?
不親切というレベルではない

渋谷TSUTAYA
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