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必殺の用心棒のyaaaのレビュー・感想・評価

必殺の用心棒(1966年製作の映画)
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マカロニ・ウェスタン×007でシュガー・コルト(原題)になるらしい。
007の大いなるバッタもんを期待する。
が、そうでもなくてあんまり007風味は感じられなかった。時代的にはコネリーボンドの時代だが。 
南北戦争終了後、北軍兵士が多数行方不明になる。ここがスペクター的事件?元諜報員のシュガー・コルトへ親戚のピンカートン探偵社の叔父さんから捜索の依頼がくる。
医者に成り済まして行方不明となった「まむし谷」へ潜入する。
秘密裏に潜入捜査するところが言われてみれば007な雰囲気ある。
怪しい医者とそれを怪しむ人々のやりとりは定番ながらコメディ調で普通に楽しめる。
途中いきなり正体を明かし敵を倒していく。暗闇の中の銃撃戦や手足を縛られた状態からの脱出銃撃戦なんかはまあまあ面白い。
最後も敵味方大人数が入り乱れて大乱闘も007の雰囲気はある。
口八丁的な憎めない主人公のシュガー・コルトは何度も袋叩きに遭うのは衝撃的。
ボンド・ガールに当たるソリダッド・ミランダさんはジェス・フランコ作品のほうが爆発的に可愛い。
まあ陽気な変わり種ウェスタンでした。
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