前から観たくて、やっと観賞出来ました。
日本のヤクザの東野組とトラブルになったタナーは、娘を人質に取られる。
タナーは、古い友達のハリーに助けを求め、日本のヤクザ、田中健にも話しをして欲しいと。
ハリーは、日本へ監視役のダスティと向かう。
日本に着いて、昔愛した英子の元へ。英子に田中健の居所を聞き出す。
果して、ハリーと田中は同行し、タナーの娘の救出に向かい、そこで東野組のヤクザと抗争に・・。
タナーと東野組が結託して、ハリー、田中を抹殺目標に。
実は、それは仕組まれた事で、ハリーと田中は・・。
この作品、今観ると東映ヤクザ作品的な感じなんですが、ハリー役のロバートミッチャムが、洋画の雰囲気と空気を醸し出して、高倉健と二人で類い稀なヤクザ作品に仕上がってます。
この作品を観て、後の「ブラックレイン」を思うと、オマージュ的な要素も感じられて、ブラックレインとの対比も興味深いかと思いました。
ちなみに、劇中でワンシーンですが、健さんが新宿の歌舞伎町東映の前を歩くシーンで、「仁義なき戦い 」のポスターが貼ってあったのが、ちょっと面白かったです。