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ハート・ロッカーのdrawのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.5
◯今作で女性初のアカデミー賞監督賞を受賞したK・ビグロー。
リアリティを際立させるために、J・レナーなど当時比較的無名の若手俳優を選出。
☑︎レアな戦場お仕事ムービー
☑︎36.3kのスーツを着て戦う!
☑︎戦争は麻薬である

《没頭度80%再見期待60%》
なんか公開当時に観た感覚とだいぶ違ってしまった。
誰が敵だかわからないイラクの戦場。爆弾処理のシーンは緊張感ありありでよいのだが、違反をしてまで子供の素性を探ろうとするところでトーンダウン。
主人公の性質的にありえそうと思いつつも、なんか違和感。

戦場中毒。生を感じる。
功績の秘訣を聞かれ「死なないことだ」と発する彼。の割には自身の命を投げ出しているようにも見える行動。
経験からくる自信なのか、恐怖が麻痺してしまっているのか。
役目終わりのタバコ、起爆スイッチコレクション、でかい音楽、結局彼も外人の顔の見分けがつかなかった。

イラク戦争初期の2004年、爆発物処理技術兵として訓練された米軍兵士は150人ほど。EODの兵士は他の軍人に比べて、死亡率は5倍高いとも言われている。
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