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ハート・ロッカーのDTのレビュー・感想・評価

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)
3.7
午後ロースペシャルウィークの地上波初放送にてリアタイ再視聴


【感想】
当時アカデミー賞総なめして話題になって父がDVD借りてきて一緒に見た記憶…
ブラッドリー・クーパーが主演だっけ?と思ったらそれは『アメリカン・スナイパー』でごっちゃしてた
なんとなーくのイメージと内容は覚えてたけど、ほとんど忘れてて初見の気分で再視聴

確か当時は映像美がすごくて感心してた様な…
スローの演出や爆破シーンのところとか
あとは、緊迫したリアルな爆弾処理シーンね
ドキュメンタリー風?でBGMとかもほとんどないから終始緊迫感がすごい
前半は爆弾処理
中盤はスナイパー合戦
後半は救助活動からの銃撃戦
色々見応えあって緊張した
緊張して疲れた…
最初は集中して見てたけど後半疲れて集中力切れそうだった
実際に外もジメっと暑かったから、映画の現場の暑さをリアルに感じて見てたというか…

人間爆弾
午後ローでは映されなかったけど、確か子供のお腹の中に爆弾埋め込まれてたんだっけ?
しんどかった記憶
ゲームの『メタルギアソリッド』でもあったような… 人間の身体の中に爆弾仕込むやつ……

こういう米兵映画でいつも思うんだけど、どうやって撮影してるのかな?って
実際に中東で撮影してるのか、それっぽいスタジオを使ってるのか
中東で撮影するにも実際に戦地イラクで撮影できないだろうし似たような地形で撮影してるのかな?
(wiki見たらクウェートとヨルダンで撮影だって)
中東の市民は本物なのか役者なのか…
不気味で怖いわ
避難勧告しても逃げないでジッと見つめてくる感
変に絡んでこようとする奴とかもいたり…
まあイラク市民からしたらアメリカ兵が勝手に自分の国で武装して何かやってるわけだからいい気持ちはしないわな…
日本でも今外国人が沢山いて色々主張してきてるからな…

基地で酔っ払って殴り合ってケタケタ笑ってるの意味わかんないノリ…w

スナイパーシーンは大変そうだったな
ずっと何時間も同じ場所ではってずっとスコープ越しに敵の動きを見てないといけないなんて精神おかしくなりそう
ハエが飛んできても無視して…

よく映画とかで見る前線で戦う米兵とは違ってまた爆弾処理班も大変だなと
現地の爆弾処理なんて罠が多いだろうし、ホント死にに行くみたいなもんだよねー
主人公は人助けのため?にイカれるほど死に直面しまくってて死に対して恐怖心がバグってるのかおかしくなってたけど、現地の一般市民を守るために?米兵が爆弾処理しなきゃいけないってなんだかやるせない気持ち

主演のジェレミー・レナー
事故してから復帰明け1発目の作品だったと
なんか濱田岳に似てるなーて思ってX見たら他の人も同じこといっぱいポストしてたw

ちょい役だったガイ・ピアース、デヴィット・モース
モースは相変わらず高圧的なウザい役だったなーw
名前のテロップ出なかったらモースだって気づかなかったけど

『ハート・ロッカー』
てっきり爆弾処理作業で心臓がドキドキロックするって意味かと思ったら、RockじゃなくてLock、「心を閉ざした者」って意味だったのか、勘違い…


【ざっくりストーリー】
🚨ネタバレあり🚨
イラク・バグダットで爆弾処理する米兵達。
爆弾の罠にハマり殉職した米兵(ガイ・ピアース)に代わり赴任してきた主人公(ジェレミー・レナー)
無線の声を聞かず無視して勝手な行動する主人公に振り回されてイライラする仲間達。
爆弾処理チームなのに主人公が勝手に目の前の悲惨な現場を見て救助活動すると命令して付き合わされた仲間達。
仲間達は「それは前線のチームがやることで俺らは爆弾処理チームだ!」と否定するも隊長の命令に結局従わないといけず…
一番下っ端の男の子が脚を撃たれて敵に拉致られそうになって間一髪で主人公たちが助けだすが、下っ端は勝手な命令を下す主人公に「あんたのせいで死ぬところだった!」とブチギレ。怪我してヘリで離脱する下っ端は「これでこの大嫌いな砂漠から離れられる!ヒャッホー!」と意気揚々。
その後も危険な爆弾処理を行い助けられず目の前で爆発が起きて間一髪で生きていた米兵達。
仲間は死と隣り合わせな現場にさすがに疲弊し心がボロボロに…「俺が死んでも親しか悲しんでくれない。子供が欲しい…」と嘆く仲間にうまく返してあげれない主人公…
1ヶ月の任期が終わりアメリカに帰る一同。
主人公は妻と小さい子供とゆっくりした日常を送るが、妻との会話では、主人公から楽しそうに爆弾処理の危険だったエピソードを聞かされどういう反応をしていいかわからない奥さん。
主人公は家族を置いて再び現場へ。
今度の任期は1年…
嬉しそうに爆弾処理の防護服を着て笑顔で現場に歩き出す主人公……
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