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髪結いの亭主のざべすのレビュー・感想・評価

髪結いの亭主(1990年製作の映画)
5.0
タイトルを聞いたことがあったので真面目な名作かと思ってたら
「毛糸で編んでもらった海パンで股が痛い。横にサクランボをかたどったボンボンもついている。股へのいたわりを覚えた夏の少年時代」の冒頭珍述で一笑。

この時点でこの映画見てよかったなとニッコリ。

それからは映画も変質して、最後にはボロ泣きしてしまった。
万人向けではないけど、一部の人にグサリと刺さる映画。
あっ、下品な作品ではありませんので!一部にカラッと笑い飛ばせる変態表現があるだけで!!
むしろ掴みどころのない映画…ああ好き。

そして……
この監督ぜんぶ追うぞ!と意気込んだあとに自殺用品店アニメーションの『スーサイド・ショップ』と同監督と判明。

えええ?!
あれは若者の作品かと思ってたらお爺ちゃん!?
そしてこっちが若手!??
逆だろッ?!!おそるべしパトリス・ルコント……
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