一作目よりもスパイ映画らしい。冷戦時代真っ只中に敵の女が亡命したいとの連絡。もちろん罠と知りつつその話に乗っかる。
まず今作から秘密兵器が登場。さまざまな細工がしてあるアタッシュケースだが当時はこれが爆発的人気になったとか。その中には組み立て式ライフルAR7も収納。敵も靴に仕込んだナイフが登場。これは「キングスマン」の元ネタである。
音楽にしても主題歌「ロシアより愛をこめて」が素晴らしい。そしてジョン・バリーのBGMはエヴァンゲリオンでもうまくパクってる名曲である。
オリエント急行での激闘。イスタンブールでの対ヘリ戦、水上戦とバトルが続き007の基本パターンが作られたように感じる。
実はロシアには行っていないという。ただロシア工作員とラブラブになるのは後の「私を愛したスパイ」にもつながるストーリーであった。