Kento

キング・オブ・コメディのKentoのレビュー・感想・評価

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)
4.3
演技に引き込まれる作品

彼の作品は、"マイ・インターン"を観たのが初めてでしたが

演技の幅広さに驚きました

主人公は
大物コメディアンを夢見るルパート・パプキン

彼は、有名コメディアンのジェリー・ラングフォードに飛び付き
自分の才能を知ってくれてとかけあう

事務所に後日連絡をするようにと言われるパプキンだったが…?

本作の見所は、なんといっても
ロバート・デ・ニーロ演じるパプキンの
狂いっぷりだと思います

彼は、自らをコメディの天才だと思っており
他人の否定を聞き入れない
更に、ジェリーと自分は友達だと言い張り
彼にずけずけと絡んでゆく

妄想と現実が入り交じり
どんどんエスカレートしてゆくパプキンの行動は恐ろしくもあり滑稽でもあります。

共に協力しあうことになる
ジェリーの狂信的なファンを演じる
サンドラ・バーンハードの演技も見所です

そしてラスト
暴走する男の行く末や如何に

30年以上前の作品ですが、
全く古さを感じさせない作品です
Kento

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