すごい嫌な終わり方だったな。僕はあれは妄想として受け取ったけど、そうとは言い切れない不快感というか、噛みきれない感じがムカムカする。
この映画、どうゆう感想を持つかってその人の性格とか育ちとかがすごく影響するんじゃないかな？パプキンの無垢な罪と、純粋な承認欲求が胸に刺さる人もたくさんいるんだろうなあと思った。僕は全くそうはとれなくて、アイデンティティの大事な部分が他者に依存してしまっている人の気持ちがよく理解できないし、寄り添いたいとも思えないんだよな。自分は世間のいわゆるマジョリティーなんだと感じるよね。
いずれにしろ人に大迷惑をかけるのはお門違いだし、「笑い」という行為を単純に捉えすぎたパプキンには終始イライラした。子供じゃないんだから、と思う。なんかライブイズビューティフルを観た時と同じ感覚だ。
ただ映画としては、見応えたっぷりだったし、感情をちゃんと揺さぶれるので、観て良かった。ジョーカーの源泉を見ました。
