Tai

イップ・マン 序章のTaiのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
4.0
その男、詠春拳の伝道師ーー

突然「そうだ。イップマン観なきゃ」という謎の使命感に駆られ、Netflixにあった3作一気観しました( ´∀`)b

葉問(イップマン)という詠春拳の達人にして、後に多くの人物にその武術を伝えていった男の物語です。
その門下生の中には映画界の有名人もいて、大きな功績を残した人物ですね。
私はこの作品以外では知らない方でしたが(;´Д`A

とにかく体捌きの速さが鳥肌モノですね!
攻めて守る!守って攻める!を目にも止まらぬ速さで繰り広げます!
相手が一撃してきたなら、それをいなして何倍もの拳を打ち込むという、とにかく手数の多いスピーディな拳法で見応え十分でした◎

この最強の男を演じたのがドニー・イェン!
落ち着いた武術の達人といった風格がどハマりでした◎からの〜怒髪天!というキレっぷりも緩急がついて盛り上がりが増されてますね!
コミカルさは無く、純然たるアクションを楽しむことができました。

旧・日本軍についても描かれていますが、そんなヘイト的なものは感じず、ポジション的にそういう奴が現れてもおかしくないよね感はありました。
三浦と佐藤の対比は製作者の心遣い的なものも感じましたね( ´∀`)b
あの頃の日本がおかしかったのは間違い無いので、全然イップマン応援でした◎


さらに続くイップマン物語。
これからどう多くの門下生を世に輩出していくのか気になる終わり方でしたね!
Tai

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