B姐さん

好男好女のB姐さんのネタバレレビュー・内容・結末

好男好女(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

現代とその過去、そして近現代史(『悲情城市』と同じ「二・二八事件」とその内の「白色テロ」)の3つのパートで、時制がシャッフルされているという構成の映画、なのだが、「近現代史」のパートが「劇中劇」なのか「過去に起こった出来事(現代史)そのもの」として描いているのか、最初はよくわからなかった。

やさぐれたカラオケバーで働く女が、演劇(歴史)を通して社会(時代)とコミットするっていうのがどうにも強引に思える。重要なところをすっ飛ばしたような。
フォーカスしているのは当然現代パートなのに、そこの流れが杜撰に思えた。「劇中劇」はいらなくてもよかった気がする。
構成ばっかに気を使っているかんじ。

しかしバトミントンのロケセットはスゴい所だったなあ。
B姐さん

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