わざと分かりにくく作ってるのかと疑うレベルで筋が掴めないし、終始ダウナーなシャオシェン演出にはしんどさを感じる。ただ男女あるいは女同士の喧嘩の描写など面白くはある。台湾の歴史について知識があればもう…
>>続きを読むカメラがよく動く侯孝賢。ファーストカットは黒沢清(トウキョウソナタ)を思い出すような室内移動撮影。
複雑な構成の映画。こういうのはエドワード・ヤンの方が得意そう。
音楽が良い。音楽に合わせて一行の縦…
複雑な構造で混乱し、それが功を奏しているとは思えなかった。映像は美しく味わい深いが、今一つ物語に入り込む事が出来なかった。台湾の歴史についての知識不足もあっただろうが、劇中劇と回想と現在を絡ませる必…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
画質が悪すぎてまともに見れなかった...
”白黒パートとカラーパートの交互による溶け合わせ”と書いてあったが、ストーリーの白黒パートの映画撮影はまだ開始していないわけなので、「劇中で再現される歴史…
観た直後の感想。
(あまりにもこちらの理解の問題なので点は参考にしないでください。)
白色テロの政治的弾圧の夫婦話や現代の男女話は個別として理解できたけど、これがリンクしてるのか、なぜ混ぜたのかがよ…
悲情城市や冬冬の夏休みなどで知られるホウシャオシェンの作品。役者をしている女の実生活と演じているキャラクターの人生が重なる話。
少数派のようだけど、先日鑑賞した憂鬱な楽園よりも面白い作品でした。今…
ホウ・シャオシェン監督『好男好女』(1995)
「私」と役者(蒋碧玉)としての「私」が交錯し、
"なくしたもの"への追憶に共鳴していく
白日テロによって受難した人々の千古不易の愛ー
決して偽物…
“やがてそのふたつの愛は微妙に重なり、ひとつに溶け合っていく”とあらすじにはあるが、そんな風にはまったく見えなかった
台湾史の知識がないため劇中劇の登場人物を知らず、自分の中でカラーと白黒の世界が分…
侯孝賢鑑賞会vol.2④
劇中の現実と劇中映画はカラーとモノクロで分かれているから混同はしないものの、なんでこんなに交差する難しい構成にしたんだろうと思っていたんだけど、なんとなく『非情城市』は歴史…