初見。
どのような作品なのかについての情報をほぼ持たずにDVDでの鑑賞を開始したのだが、少しは事前に内容を知ってみた方が良かったかもしれない。
はじめ、時制があっちこっち飛ぶので分かり難いなあと思…
この作品からホウ・シャオシェンの映画は地元の映画館に来なくなり、レンタルビデオなどで観ることになった。
ホウ・シャオシェンの台湾現代史三部作の最終作で、1940~50年代の抗日戦争から戦後の二・二…
タイムラインが実質三つも並行していて複雑!試みはおもしろいけども
梁静と蒋碧玉、どちらとも語りが不足しているような気がしなくもない。特に蒋碧玉。もっと(間接的にでも)白日テロ下の台湾を見たい気持
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1940年〜1950年の台湾と現代の台湾を行ったり来たり、それを理解するまでにすごく苦しんだし、劇中劇的なシーンもあるためより混乱が起きた
白色テロを軸に起き、最初は抗日に参加していたが最終的には…
アイデンティティの不安定性、他者によって主体が構成されて自分の存在を確かめようとする物語として、評判ほど難解ではなかった
主体の流動性の要因として記憶と歴史がリンクするのはおもしろいけど断続的でちょ…
ショットが冴え渡っていて、画質が悪いのに光の差し込む様子や画づくりの美しさが沁みる。その時代にしか撮れないような独特の雰囲気。
物語は複雑で台湾や日本の政治的な部分まで理解していないと置いていかれる…