すんごい。
悲劇だけど可笑しくて、笑っちゃうけど哀しかった。
結婚式のシーンはバビロンのパーティシーンだったし、マルコ・クロ・ナタリヤが3人で歌いながらくるくる回るシーンはアムステルダムだった。それほど画力が強くてなんだか発光していた。
最後のあたりのイヴァンの発言や行動は、まさにユーゴスラビアの歴史そのものだったのかなと思った。そしてみんなで太陽の下結婚式をしているシーン、エンドロールまで演出がすごい。可笑しくて明るく、狂っていても、最後に残る虚しさというか寂しさというか、そういう類のものがぽつっと残るのが、よかったなぁ。