某TVプロデューサーのオールタイムベストらしく
観たいリストに入れていたものの、ちょっと重そうで後回しにしていたが
今日配信終了ということで慌てて視聴
予備知識もあらすじも全く知らずに観たので
突拍子もない設定や漫画的な登場人物、おかしなシチュエーションに
これはちょっと苦手なアート系の映画かな…と思って
実際終盤まではそれほど気持ちが入らなかったのだが
終盤で突然現実に引き戻されるような展開から
何故この映画が夢ものがたり、寓話のように作られたのか
何故何十年も登場人物たちがまるで歳をとらずに生きているのか
を理解して一気に鳥肌が立った
僕自身非常に歴史や世界情勢に疎いためそこまでズシリとは来なかったが
それでも「今は存在しない国があった」「この物語に終わりはない」は本当に寒気がした
また何年かしたら今度は映画館で観てみたいが、数年前に再上映して、もう日本で観れる機会はないらしい
残念
