ガバッチョ

アンダーグラウンドのガバッチョのレビュー・感想・評価

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)
3.9
喜劇的な悲劇作品。
国がなくなるというこは、とても辛い話であるはず。それなのに、登場人物たちは明るく、バカで騒ぐ事が好きだから、真実を描いていても重くなっていない。
しかし、地上に出られたのに、また地下戻っていくのだけは悲しかった。彼らに取って本当の生活は、あの地下での暮らしだったのかもしれない。
祖国を愛した彼らが、祖国をなくしてしまった結末はまさに悲劇。
それでも、ラストシーンは幸せな気持ちにさせてくれたし、しっかりメッセージを伝えてくれる。
ガバッチョ

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