ガバッチョ

昼下りの情事のガバッチョのレビュー・感想・評価

昼下りの情事(1957年製作の映画)
3.9
コテコテじゃない恋愛映画なのでラブストーリーが苦手な人にもオススメ出来る作品。
自分を高く見せているが、純粋で時々見せる悲しげな乙女心を表しているオードリー・ヘプバーンの表情がなんとも良い。
楽団を常に置いてBGMにするので、音楽がとても印象に残る。魅惑のワルツは鼻歌でも何回も出てくるし、物語としても無駄なく使われている。
汽車のシーンは、数あるあの撮り方の中でもやっぱり秀でている。男の方が何も言わないのがかっこいい。そして、あのラストで泣ける。名作なのも納得してしまう。
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