ユースケ

デッドボールのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

デッドボール(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

日本初の逆輸入型日本映画レーベル【Sushi Typhoon】シリーズ第4弾である本作は、【地獄甲子園】ではあまり描かれなかった殺人野球を描こうと監督の山口雄大が主演の坂口拓と再びタッグを組んだ【地獄甲子園】の9年ぶりのリブート作品。

【ニューヨーク1997】のスネークみたいな坂口拓が生き別れになった弟を救出するために【イルザ ナチ女収容所 悪魔の生体実験】のイルザみたいな蜷川みほの支配する少年院の野球部に潜入し、全国非行甲子園の裏に隠された真の目的を探るという素材のチョイスは文句無しなのですが、漫☆画太郎のシュールなギャグの代わりに追加された山口雄大のしょっぱいギャグで全てが台無し。【コブラ】のラグボールの死んだふり作戦までパクっておいてこの程度ではお話になりません。

とりあえず、鼻血で吹き飛んだり、蛍光塗料入りの注射器で【死霊のしたたり】をオマージュしたり、爆発でアフロになったり、星野真里の頑張りは必見。播田美保の半ケツとアナルフィストもご用意しておりますのでゲテモノ食いの方はお見逃しなく。

聖ブラックダリア高校のブライトちゃんを演じた女の子は誰なんだろう?ギャル系のAVにはあまり興味のない私でもお世話になりたいと思わせる逸材です。情報お待ちしております。