東朴幕院

華麗なる賭けの東朴幕院のレビュー・感想・評価

華麗なる賭け(1968年製作の映画)
5.0
本来のマックイーンの魅力を伝えている作品では無いが、異なる魅力を見事に引き出した成功作と言えるのでは?
スーツをビッシっと決めた成功した実業家。休日はグライダーやサンドバギー、ポロを楽しむという都会派な魅力。当時、観客はどう捉えたかは知らないが、自分は十分に『男が惚れる男』言える。
作品自体も実業家がまるでチェスを楽しむかのように銀行強盗を指揮する。銀行強盗までの実行犯が集まり強盗を実行するまでのマルチスクリーン演出が斬新だったのだろう。
それに音楽がミシェル・ルグラン! 米国映画にこの音楽がマッチするなんてある意味発明だったんじゃないか?、『風のささやき』も名曲。フェイ・ダナウェイの髪型含めたファッションも必見。
東朴幕院

東朴幕院