久保田靖史

ルードヴィヒ/神々の黄昏の久保田靖史のレビュー・感想・評価

ルードヴィヒ/神々の黄昏(1972年製作の映画)
3.0
 19世紀ドイツのバイエルン国王ルードヴィヒ2世の即位から死までを史実に沿って描いた歴史映画です。4時間と長い上映時間と、実際の宮城を使い撮影されたと思われる貴族趣味たっぷりの画面の豪華さが特徴です。ストーリーがしっかり順を追って作られてますので、コマ切れに見ても問題なく時間の長さは気になりませんでした。
 女性嫌いのルードヴィヒが唯一愛した従姉エリザベートを演じるロミー・シュナイダーの美しさが際立ちます。当時34歳で女優としてピークを迎えた時期かと思います。この10年後にこの世を去るとは予想もできません。
久保田靖史

久保田靖史