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GANTZ: PERFECT ANSWERのカーネルのレビュー・感想・評価

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)
3.3
一作目と併せて前後編という仕組み。
公開時期にズレはあってもね。
導入部に前作のおさらい映像あります。
ちなみにレンタルディスクのメニューに、セル用の特典映像チラ見せがあります。
メイキングが少し観られる!コレだけでも、ほほーう!となるよ。

前作でチョロっとしか出なかった伊藤歩(個人的に昨今の視聴状況から木村文乃とダブります)や白石隼也(ほんとに若い頃でホッペもプクって。今回は成長著しく大活躍です!)、山田孝之(風体がまるで『凶悪』の記者だった!)が本格参戦しますし、綾野剛も新規参戦(首90度からのカクッ!!!とか最高!)して豪華さ増し増しです。
ストーリーも本題に突入したのでバトルが激化して、大量に一般人が死にます。
地下鉄内での闘いではあまりにも死人多すぎてちょっと引きました。
さらに異星人とのバトルで人間のメンバーがどれ程のダメージを受けているのかが、黒のボディスーツと相まってわかりにくいので、え?死んだの?とか、後にまた出現した!とかなっちゃう。(白石君演じる桜井もひょっとして?と期待したら………。)

しかしアクションは凄い!
ワイヤーアクションも凄い!俳優さんたちほんと素晴らしいと思いますし、
お金かけてるのもよく判ります!
長丁場、飽きさせない作りに注力されたかと。そのせいもあるのか、相対的にキャストが多すぎのように思います。あちこちに視線を張り巡らせなきゃならなくて疲れました。


終わり方はなんかスッキリしませんでしたけど、まぁニノはそーなるよねって感じ。
クライマックスの吉高由里子は、
どーした?ってくらいヘタに感じました。
憎ったらしい西君の本郷奏多は実にヒールがよく似合う!(ハイヒールじゃなくて!)
若い若葉竜也にはもっと活躍の場が欲しかった!もったいない!

音楽は耳新しくはないけど、壮大なストリングスが立派でした。合唱団もボリューミーで良かったです。

〝歌うロボット「セーモンス」〟を明和電気が手がけてました!
そして取材協力に故・黒木昭雄氏の名前も発見しました。どの部分に関わってるんだろう。公安のところかな?

娯楽超大作とはこういうものなんだと
勉強になりました!!
エンドロールの長いこと長いこと!!!
それも象徴的でした。
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