Tsuneno

GANTZ: PERFECT ANSWERのTsunenoのレビュー・感想・評価

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)
3.0
公開直前にテレビ放映した"ANOTHER GANTZ"を、奥さんの誤爆でハードディスクレコーダから消去され、どうしたものかと迷っていたんだけど、まあどうせ「前回のおさらい」だろうということであまり気にせず観てきました。前編の公開から大して時間も経っていないし、わざわざご丁寧に「前回のおさらい」まで上映してくれたし、まあストーリーなんてあってないようなものだったから、スルスルと入って行けましたよ。
黒服星人との格闘シーンはかっこ良かった。最後まで日本刀で闘う必然性は今一わからないけど、まあそんなのどうでもいいよね、かっこ良ければ。
加藤星人との格闘シーンも、もうSFXバリバリって感じで面白かった。松ケン二人で闘ってるシーンも、安っぽくないCGで良いね。もう製作日本ハリウッドにひけを取らないね。
これで、キチンと原作に縛られず、俳優陣もしっかりした映画が出てくれば、世界に誇ると言われている(外国人じゃないのでよくわからない)日本のアニメーション文化を、実写として再びブランディングすることだって出来るんじゃないだろうか。なーんて、映像を観ていて思いましたよ。この辺りはSPだってそうでした。

あー、それとね。
たぶん、映画製作に関わっていた人たち、あんまり英語が堪能じゃないね。PERFECT ANSWERってのは明らかに誤訳です。
「模範解答」の英訳は、suggested answerです。
ハリウッド的にご都合主義な大円団はまさに模範解答。でも、PERFECT ANSWERじゃ、「完璧な解答」になっちゃうから、観た人が怒るよ。だって、なんにも解答してないから。世界進出したいなら、英語の翻訳には気をつけましょうね。

映像は凄かったし娯楽映画としては楽しめたけど、翻訳間違ってたから星3つってことで〜。
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