KJパスト代理人

それでもボクはやってないのKJパスト代理人のレビュー・感想・評価

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)
3.8
淡々としたストーリー展開のリアルさが怖い。

実際、当事者になる可能性はいくらでもあるわけで、、、、、、

どれだけ普通に生活してても、冤罪の対象になるわけで、、、、、、

痴漢容疑で逮捕された男が冤罪を訴えて第一審判決を受けるまでの話。

そりゃあ痴漢程度では刑務所には行くことなんて普通はないが、

執行猶予といえど、、、
罪人のレッテルが貼られるわけで、、、、
パスポートを取得する時は変な申請がいるようになるし、慰謝料的民事が始まる可能性だってある。

そりゃ必死に冤罪訴えるわ!
上訴するわいな!

いきなり自由を拘束されて最大20日間。
罪を認めて反省すりゃあ保釈だが、
認めてないと出れないし、保釈金はクソ高い。
このやりとりは真に迫るものがあった。

ちなみに留置場や取り調べとかの演出はちょっとオーバーな気もして評価ダウン。

今時あんなんはないでしょう。

それでも僕はやってない!
ちなみに僕もやってない!