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ラテン・アメリカの旅のワンのレビュー・感想・評価

ラテン・アメリカの旅(1942年製作の映画)
3.0
ウォルト・ディズニー率いる制作スタッフが新しいアニメーション映画のヒントを探しにラテンアメリカへと向かう。リオデジャネイロに到着した一方はコルドバでふた手に別れ、一方はボリビアとペルーにまたがるチチカカ湖に飛び、もう一方はアンデスを越えチリへと飛んだ。

『ドナルドのアンデス旅行』
ドナルドダックがチチカカ湖周辺を旅し、葦の船バルサ、気取り屋のラマといったインカの末裔達の風俗に触れる。

『小さな郵便飛行機ペドロ』
郵便飛行機の子供ペドロが、初めてアンデスを越えて郵便を運ぼうとするが、調子に乗ったペドロは魔の山アコンカグアに近づいてしまう。

『グーフィーのガウチョ』
テキサス州のカウボーイ、グーフィーが南米に飛ばされ、南米版カウボーイであるガウチョに変身する。

『ブラジルの水彩画』
アニメの筆が次々にブラジルの自然や風俗を描いていき、そのスケッチからホセ・キャリオカが誕生、ドナルドをサンバの夕べへ誘う。


【WDAS第6作目】スタッフのスケッチから生まれたショートアニメ4作。見たものをさらっと描けるアニメーターが素晴らしい。ドナルドの前に徐々に姿かたちを表すオウムのホセが良かった。
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