クリスマスにふさわしい映画。
楽しい群像劇。
夫婦の愛や少年の純愛、障害を持つ弟への思いやり、スターとマネジャーの友情の描き方も素晴らしかったです。
女の子が歌った、マライア・キャリーのクリスマスソングが素敵でした。
人間不信に陥ったら、空港の到着ゲートに行くと良いですよ。
個人的には、マークのパートが1番好きかも。
マークのストーリーは、切なさと共感を呼び起こします。
マークは、親友の結婚式を盛り上げていました。
しかし、新婦に撮影していたビデオテープを見せてくれるよう頼まれて、困惑してしまいます。
ビデオテープに映っていたのは、新妻のシーンばかり。
彼はゲイで、親友のピーターに心を寄せているのではないかと勘違いされるシーンも挟まれますが、親友の妻に恋していたのです。
彼の愛は一方的。
時と場合によっては、ストーカー。
ただ、彼は彼女が幸せであることを願っています。
自分の感情を抑えながらも彼女を応援し続けます。
感情は苦しみを伴い、叶わないこともありますね。
それでも他人の幸せを願うことができますよね、っていうパートでした。