このタイプの群像劇で一番好きかもしれない。
登場人物が多いにも関わらず、みんなキャラが立っていて、色々な立場の人間がいて、それぞれが抱える悩みが非常に分かりやすく、共感しやすい。
当たり前のように思えるが、実際作ろうと思うとめちゃくちゃ難しい。
それぞれに激アツ展開も用意されている。
さらにはビリーの曲も覚えやすいとか。
監督が『Mr.ビーン』に脚本で参加してることもあって、ローワン・アトキンソンがちょい役にも関わらず良い役割が与えられていて、これもまたアツい。
個人的に一番気になるカップルはAV撮影の人たち。
やっていることと本人たちの会話が正反対なのが面白い。
調べた限りではAV俳優ではなく、その代役(テスト撮影)らしい。
やりすぎなくらいのハッピーエンドの嵐だけど、このくらい突き抜けた方がいいと思う。