『グッド・オールド・サマータイム』『シー・ラブズ・ミー』や『ユー・ガット・メール』の元ネタなんだね。
すっごくかわいい映画だ〜。ロマンチックであり、お仕事映画でもあり、人情ものでもあった。
文通相手と知らずにいるのがクララだけなので、クラリックは優位で彼女の反応を見て楽しんでるのがちょっとやりすぎな感じもしたけど、軽妙なふたりの会話とキスシーンで「まあ、いっか!ふたりがしあわせなら!」と納得してしまう(笑)こんなにキスシーンのエンディングがかわいいことってあるか?
クララがオルゴールつきシガレットケースを売るのや、ピロヴィッチがクララに贈り物はシガレットケースでなく財布をすすめるやりとりなんかは、ひとがモノを買うことにはどんな物語がついてくるのかがけっこう大事な決め手になるんだよなとわかるし、モノを売るのってこういう楽しさがあるねえ!
クリスマスの雪はとっても素敵だった。マトチェックが誰かと過ごしたいと思いつつ、店員みんなの予定をそれとなく聞いて、新入りの少年がひとりと知ると嬉々として「ごちそう」のメニューを次々とあげていき、「よし!食べにいくぞ!」と連れ立っていくシーンはちょっと泣いちゃった。とってもよいシーンだし、ほんとに美味しそうなメニュー!このクリスマスディナーを再現したいくらい。
あとペピ君、大好きだー!なんてイイヤツ!