桃色の店/街角 桃色の店の作品情報・感想・評価

「桃色の店/街角 桃色の店」に投稿された感想・評価

イシ

イシの感想・評価

-
爆発でも暴発でもないラブコメ。映画のクリスマスはやっぱりほんわかして終わらんとだよねー。
ルビッチっていうて意外と地味で、安定のまとまり感があるなと思う。
Ricola

Ricolaの感想・評価

4.1
トム・ハンクス×メグ・ライアンの「ユー・ガット・メール」がこの映画のリメイク版であるというのを、この前フォローさせていただいている方のレビューで知った。

たしかに内容、ストーリー展開はほぼ一緒だった。
しかしこちらの方がわたしは好きだった!

やはりこの時代なのでメールというわけにはいかず、手紙で文通相手という設定


互いに意地っ張りのクラリック(ジェームズ・スチュアート)とクララ(マーガレット・サラヴァン)。
それと彼らの同僚や社長、みんなそれぞれ個性的。

彼らの優しさに触れて心がほっとする。

特にクリスマスの夜、社長がそれぞれの社員に声をかけるシーンが好き!

さすがルビッチ、優しさとユーモアに溢れた作品だった。
これもクリスマスに観たい!
業務から解放されうかれまくるマーガレットサラヴァン、いました
ルビッチの映画って「極楽特急」や「青髭八人目の妻」「ニノチカ」など華やかな上流社会が舞台である印象が強いけど、本作のような市井の人々を描いた作品の方が個人的に興味をひかれる。

ブダペストの雑貨屋を舞台にしたハートウォーミング・ドラマである本作は、のちにトム・ハンクス&メグ・ライアンでリメイクした「ユー・ガット・メール」のオリジナルである。

主演はジミー・スチュワートとマーガレット・サラヴァン。二人は同じ雑貨店の店員であるが犬猿の仲で、いつも商品選びや仕事の進め方で対立する有り様。

そんな二人にはそれぞれ楽しみにしていることがあった。

ジミーは新聞広告を通して、名前も顔も知らないが聡明な女性と文通しており、手紙をやり取りしているうちに彼女のことを思い焦がれていた。

一方、サラヴァンは新聞広告を通して見知らぬ教養のある男性と文通をしており、やがてまだ見ぬ彼のことを深く愛するようになっていた。

と、ここまで書けばもうおわかり、実生活ではいがみ合っていた二人が偶然にもお互いに手紙をやり取りしていたというわけである。

まさか理想の文通相手がいつもディスってる彼氏彼女だとは夢にも思わない。さあて二人の恋はどうなるのか?

これ以上書くと全部ネタバレになってしまうのでお控ぇしますが、もうジミーくんが大変な気苦労することになります(苦笑)。

というのも、サラヴァン扮する女性が結構キツいことをバチーン!と言ってしまう性格で、もし自分が本作のジミーくんだったら、カフェでの場面、ショックで塞ぎ混んじゃいます( ´∀`)

とはいえ本作のジミーくんも頑固な性格で、無意識とはいえドイヒーな発言をしてしまうので何とも言えないけど、まあいいやがんばって頂戴!!

そんなジミーとサラヴァンの恋模様をよそに、経営者のフランク・モーガンを筆頭に個性豊かな雑貨店の店員たちもまた面白く描かれている。

肝心な時になると逃げちゃうが憎めないフェリックス・ブレサート、使い走りなのに生意気でませたウィリアム・トレイシー、誰からも嫌われているお喋り男ジョセフ・シルドクラウトなど、脇役もよい。

ちなみに邦題の読み仮名をずっと“ももいろのみせ”だと思い込んでいたが正しくは“ピンクのみせ”だそうな。なんか尚更、怪しいお店と間違えてしまいそうな気が(汗)

■映画 DATA==========================
監督:エルンスト・ルビッチ
脚本:サムソン・ラファエルソン
製作:エルンスト・ルビッチ
音楽:ヴェルナー・ハイマン
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ
公開:1940年1月12日(米)/1947年8月12日(日)
Rena

Renaの感想・評価

3.7
ジェームズ・スチュワートが若すぎて、見慣れるまでちょっと時間がかかってしまった(笑)
舞台や設定は少し異なりますが『 ユー・ガット・メール 』のオリジナル作品です。
"すれ違い" はロマンチック・コメディの王道かもしれないですが、やっぱりいいですね。

ストーリーは、主人公 クラリック ( ジェームズ・スチュワート ) が働くブダペストにある雑貨店 "マトゥチェック商会" で起こる出来事、そしてそこの従業員を軸に進行していくのですが、それぞれの個性がおもしろく、それらを生かしたテンポよい饒舌な会話やウィットは、感心してしまうほど。

従業員全員に触れたいところですが…
割愛しても、小間使いのぺピは外せないですね。吹き出しそうになったシーンもいくつか(笑) 身近にいたら、三度見くらいしてしまいそうな勢いのあの変わりようは、本当スゴかった!!
そして、クラリックの同僚で親友でもあるピロヴィッチの優しさ・粋なはからいをはじめ、ところどころで挿入される心温まるエピソードが沁み入ります。

厚手のコートが必要な時季
そして、クリスマスシーズンに観たくなる作品がまた一つ増えました。
痛快なシーンも見物です!!
プラハの雑貨販売主任のクラリックは店員クララのことが嫌いだったのだが…。貴族社会を描いてきたルビッチが小市民にスポットを当てる。『ユーガットメール』元ネタの作品。ジェームズ・スチュワートが随分若い!偶然出会った二人が、距離を縮めてゆく過程がクラリックの目線でうまく描かれている。O脚かどうか、そこが大切らしい、、!!
素晴らしく楽しいルビッチ・ワールドを堪能させてもらった。
この映画も、極上の娯楽作品である。

この映画、ハンガリーのある商店が舞台であるが、朝早く店員たちが出社してくる。
その中に、ベテラン店員=クラリク(ジェームズ・スチュアート)も居る。
店が開店すると客に混じって、職探しの少女=クララ(マーガレット・サラヴァン)が来る。
咄嗟に商品を売ったことから店員になる。
クララは私書箱を使って「見知らぬ男」と文通していたのだが………といった物語であるが、(映画の展開として重要な)クリスマス・イヴに観ると最高かも知れない。

ジェームズ・スチュアートの「(自分のことを)あの青年はモテるタイプだ…」には笑わせられ、クララに言う「君は僕の表面を引っ掻かないから中身が分からないんだ」という粋なセリフには感激させられた。
ハンガリーのブダペストに店を構える中流家庭向けの雑貨店。ベテラン店員のクラリックは、新聞広告がきっかけでとある女性と文通をしており彼女に想いを寄せていた。ある日、店にクララという女性がここで働きたいと訪ねてくるが...。

トム・ハンクスとメグ・ライアン共演の『ユー・ガット・メール』の元となったエルンスト・ルビッチ監督による名作。
会ったこともない文通相手がもし自分にとって最も相性の良くない同僚だったら...から始まる素敵なラブストーリー。どちらかというとヒューマンドラマの要素が強くて、同じくジェームズ・スチュアート主演の『素晴らしき哉、人生!』を彷彿とさせる、人と人との絆にフォーカスした描写も多々ありました。話が進むにつれて分かる真相や粋な仕掛けもあって、これぞまさにルビッチ・タッチのなせる技!
特に店主のマトチェックとお店で働く人々との、上司と部下としての信頼関係が個人的には一番グッと来ました。上司を信じる気持ち、部下を信じる気持ちの大切さがじわじわと伝わってくる!
若者ペピ役の俳優さんがものすごく良い味を出していて、店員たちの中でダントツに印象的な役柄でした。

「あなたは私の中身を何も知らない」と、クラリックとクララは言い合いますが、文通をする中で、表面には出てこない相手の素晴らしさを既に熟知していた...というのは実に微笑ましい皮肉。手紙の文面には普段見せないその人の思いや情熱が浮き彫りになってくるんですね。
LINEや電話、メールなど、間接的だろうと相手の顔を即座に確認できるのが当たり前になって来た今だからこそ、この見えない相手に思いを馳せながら愛を育むというストーリーがとにかくロマンチック。ラストはもう胸がいっぱいになるくらい素敵なシーンなので、ウルウルしてしまうこと間違いなし...!
テンポも良いので古い映画が苦手な方にもオススメです!
どこまでも可愛らしくて愛おしい映画

登場人物同士のの距離感がいい
時折挟むギャグが心地いい
yadakor

yadakorの感想・評価

3.0
ストーリーはシンプルといえばシンプルだけども、時間も短めなのでサクッと見ることができる
ただしJスチュアートの悪人ヅラだけはこういう映画に向かないと思う、、