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ゆきゆきて、神軍のyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

2年前の8月ぐらいに身内の勧めで見ました✨🎵🌟✨🎵🌟✨🎵🌟

実話のドキュメンタリー映画です😅😅

日本の元・陸軍軍人でバッテリー商を営み、著述家、俳優、反イデオロギー且つアナーキスト(無政府主義者)な奥崎謙三が破天荒で凄まじく、反骨精神な男でした✨🌟✨🌟

     奥崎謙三 経歴

兵庫県神戸市兵庫区荒田町。色褪せたジャンパーを着た中年男が、シャッターを上げていた。看板にはキケンな(「キケンな」に傍点)メッセージがびっしり、大書されている。バッテリー・中古車修理店店長にして〝天皇にパチンコ玉を撃った男″奥崎謙三の登場である。
兵庫県養父町。太田垣家の婚礼、媒酌人を務める奥崎が、居並ぶ親類縁者・長老達の前で祝辞を述べる。「花婿ならびに媒酌人、共に反体制活動をした前科者であるがゆえに実現した、類稀なる結婚式でございます」 天皇誕生日当日。「神軍平等兵奥崎謙三」「田中角栄を殺すために記す」「ヤマザキ、天皇を撃て!」「捨身即救身」……奥崎の物騒な宣伝車は公安によって行く手を阻まれる。車に立てこもって演説をぶつ奥崎。 「自宅屋上に独居房を作ろう」。そう思い付いた奥崎は、その実寸を測るため、神戸拘置所に向かう。
これらを掲げた言葉、喋った言葉がやばい☝️

奥崎謙三が静止した "黒いスーツに黒の帽子を被り、ブーツを履いた昔のお巡り" を罵倒するシーンは凄くおもろかったです😂🤣
「ロボットみたいな顔(ツラ)しやがって!」「人間ならば怒ってみろよ」(このセリフがおもろくて忘れられません😂🤣😆😂🤣)ってお巡りにキレる奥崎謙三がやばくておもろかったです🤣🌟😂✨🤣🌟😂✨

喪服の黒いスーツに正装した奥崎は、ニューギニアで亡くなった元独立工第36連隊の戦友達の慰霊に出発する。“神軍”の旗をなびかせて、街宣車で疾駆する奥崎がかっこよくてやばかったです😅💧😅💧😅💧
凄まじく、やる事が型破りで破天荒且つ反骨精神な生き様を背負った奥崎謙三でした✨✊🌟✨✊🌟💪💫💪💫

広島・江田島町。同年兵・島本一等兵の墓前で、島本の母・イセコをニューギニアにお連れすると約束する奥崎。
兵庫県浜坂町に、ジャングルで餓死した山崎上等兵、次いで南淡町に、毒矢で狂死した田中軍曹の慰霊碑に行脚して周る奥崎の行動は続きます。 終戦から23日後、36連隊ウェワク残留隊内で隊長・古清水による2名の部下銃殺事件が起こった。その真相究明のため奥崎は、かつての上官たちの家を次々、アポなしで襲撃してゆく(訪問した1人の元兵士にから道理が合わんような事を解答されたら、奥崎は "何だ、貴様💢🔥" って1人の元兵士に素手で殴ったり、蹴ったりする暴力が凄かったです😅💧😅💧 実際に素手でどついてますから💧😅💧😅 銃で撃ったり、撃ち殺すシーンは一切ありません。この映画が終わる前に字幕で "奥崎は改造銃で元兵士の家に居た息子を発砲、殺人未遂罪などで逮捕された"って字幕が出て終わりです)。その追求の果てに〝究極の禁忌(タブー)″が日々の営みの一部となっていた戦場の狂気が、生々しく証言されることになる――。