さすが全身監督原一男。目の前でおっさん同士が殴り合ってても回し続ける映画魂みたいなもんがしっかり伝わってくる。奥崎さんの怒りの沸点の掴めなさに唖然としたが、確かに被写体としての説得力が、本っ当すごいんだこれが。
結果論のみで強引に突き進むカンジ、そのために嘘を平気でつく人間らしさ、でも狂気的な異人感もあるってゆう、、、。なんなんだこのおっさん!すぐ暴力だし!笑
血なんか一回も出てこないのに、この映画は何と云うか、、、赤い血の塊みたいな、よくわからないパワーだけが目の前にずっとある、すごい2時間。ドキュメント。