りょーこ

ウェールズの山のりょーこのレビュー・感想・評価

ウェールズの山(1995年製作の映画)
3.8
世界一長くて奇妙な呼び名
丘に登って山を下りたイングランド人

そんな彼と村人たちが成し遂げた偉業をハートフルに描いた90年代ドラマ

こんなことが実際にあったなんて夢みたい!!
そしてオチまで完璧だ!!!

てらっきーさんオススメ有難うございます(*‘ω‘ *)



1917年。

退役軍人アンソン(ヒュー・グラント)とその上司ガラードは、ウェールズ地方の地図作成のため測量にやって来た。

そこには村で唯一自慢出来る、ウェールズで最初の山"フュノン・ガルウ"がある。

が、2人が計測すると299m90cmしか無い。
305m以下では"山"ではなく"丘"と表記されてしまう。

それはいかん、なんとか山にしなければ。
それまで2人を帰すな!!!

てなわけで、村人たちは必死になるのだが……



2人を足止めしようと村人たちがあれこれ妨害してくるの笑えるw

牧師や好色親父、軍隊帰りの青年も。

馬鹿な農民てことで
"アホ"トーマス
"アホ"トーマス2
って呼ばれてるじーちゃんズもイイキャラだった~

ウェールズ地方には同じ名前が多いため、職業やら渾名を名前につけて呼ぶそう。

そんなご当地情報や史実も楽しめる良作☆

胡散臭い女たらしのイメージしかないヒュー・グラントも、今回はちょっとオドオドした青年で好感持てましたw
りょーこ

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