るい

映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝のるいのレビュー・感想・評価

3.8
新作公開前までに「ドラえもん」ガチ勢がレビューする
「わさドラ」の魅力マラソン その3
いや〜まず始める前に
まさか自分が何気なく始めたこのマラソン企画が思いのほかっていうか、自分の想像以上に反響が良いのにビックリしました😳
自分のドラえもん愛が伝わったのが素直に嬉しいし、ちぃちぃのようにそれに感化されて後追いでちょくちょく始めてくれたって人もいてくれて
本当にやり始めて良かったな☺️
そんなでガンガン行かないと新作も始まってしまうので💦💦
今作は通算では28作目、第二期では3作目にあたる作品
2期では3作目にして初めてのリメイクではない作品
とは言うものの原作に元となる話はありまして
要はそれを元にオリジナル脚本を掛け合わせて壮大にした作品
ちなみに今現在2期の作品で原作に元になったエピソードも取り入れてない完全オリジナルの脚本の作品は
●「のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)
●「のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」
●「のび太の宝島」(ただ文学作品が元ネタになってる)
●「のび太の新恐竜」
の4作だが、おそらく来年の「のび太と空の理想郷(ユートピア)」もオリジナルの匂いがする
まぁ余計な話はこのくらいで
監督は「のび太の恐竜2006」の
「渡辺歩」監督
脚本が、2期のドラえもんのテレビのほうで脚本をやってた
「大野木寛」氏
今作の元となった原作のエピソードは
「さらばキー坊」(33巻)
「森は生きている」(26巻)
(カッコ内の巻数はてんとうむしコミックス基準)の2篇
今作、第32回「日本アカデミー賞」で「優秀アニメーション作品賞」受賞作
〜話は〜
ある日のび太が例の学校の裏山で居眠りをしていたところ風に飛ばされた0点の答案を追って、不法投棄のゴミ山に迷い込み、
そこで一本の苗木を見つけるところから始まる
それを持ち帰ったものの、置き場がないことに迷いドラえもんの力を借りて
「植物自動化液」で歩けるようにする
「キー坊」と名付けられたその苗木は
まるでのび太の弟のように交流していく
とにかく前半部分はほのぼのしていて、近所の人の優しさに触れるキー坊やのび太との交流が温かく
その陰で裏山が森林伐採の危機に瀕している等、環境破壊の現実という闇をちらつかせながら中盤から後半にかけての環境破壊に怒る宇宙人が企む、地球の危機に立ち向かう為宇宙に飛び出し緑の惑星へ繰り出す壮大な話へと発展していく
そうこの作品現実の地球がガッツリ宇宙人の侵略の危機に瀕するという
ドラえもんにしては「雲の王国」の「ノア計画」並みにヤバいことになる作品
あっ!ちなみに「雲の王国」にも実は成長した「キー坊」が登場してるんです🤣
そして
この映画ガッツリ、ゴミ問題等、環境破壊へのメッセージが込められた作品なんですね
〜今作の反響〜
かなり作風がジブリっぽいと酷評されまくった作品として有名で、
緑の惑星の都市「グリーンピア」はまんま「ラピュタ」に見えるし
特に緑の惑星の奴らが企んでいた
「地球人絶滅計画」の切り札「緑の巨人」がナウシカの巨神兵っぽかったりと確かにジブリ感が結構あるのですが
自分は単純に良い話ではあるし、なんといってもキャラクターが今作魅力的だった気がする
特に緑の惑星の女王「リーレ」(今作のゲストヒロインかつキー坊と並んでキーキャラでもある)や「長老ジィ」なんかはかなり好きなキャラ
なんでこんなに悪く言われるのかなぁ
面白いから是非観てほしい
それから文句を言えぃ🤣
        続く
るい

るい