映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝の作品情報・感想・評価

映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝2008年製作の映画)

製作国:

上映時間:112分

ジャンル:

3.2

「映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 宅地造成が進んで木々が切り倒され、ゴミが捨てられる裏山でのび太くんが小さな苗木を拾って、ドラえもんのひみつ道具で苗木から手足が生えて動き回る姿にして「キー坊」と名付けて可愛がる。同時に地球を監視する植物型宇宙人がいて……な話。

 映画の前半の日常描写はキラキラした映像と共にのび太くんとキー坊の交流だったり。ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんたちとの交流を緻密な背景や綺麗に動き回るキャラクターの演技とかも素晴らしく楽しい序盤でした。
 物語は中盤から緑の星へと連れて行かれる一行。そこで出会う純粋な植物型宇宙人との交流だったり、この子どもの声の声優さんたちがめんごくて愛くるしかったです。ワガママなお姫様とのやりとりだったり。

 ところが地球に迫る人類絶滅計画を知って、それを阻止するためにドラえもんたち頑張る、あたりから怒涛のジェットコースタームービーへと加速して、正直、何やってるのかとかわからなかったです。
 いろんな設定がいくつも説明されるため把握するのが大変でした。映像はスペクタクルで派手なシーンになるけど、そこにエモーションがついていかないので、ただただ退屈でした。

 環境破壊というモチーフも既視感いっぱいで、緑の巨人が街を破壊する構図ってだけで有名スタジオの長編アニメで見た事ある気がしました。
 結局、長老ジイのよくわからない能力で突破出来ちゃってるし。そもそもカタキ役の宇宙人たちは自分たちが失敗してるだけだのに、計画をあきらめちゃうし。結局、向こうが勝手に転んであきらめてるだけなので、また攻めてこようと思えば攻めてきちゃうのではないのかな? と疑問なエンディングでした。
 キー坊というキャラクターも「キー! キー!」を連発して耳障りで見てて乗れなかったです。のび太くんも「キー坊! キー坊!」とこれまた2万回くらいするので、のび太くんスクリームしすぎじゃない? とテンション下がって行きました。

 ドラえもんも道具を使えない状況になる設定も果たして意味があったのか謎ばかり残る映画でした。
Masataro

Masataroの感想・評価

2.2
漫画原作のシンプルなストーリーの中で効果的に凝縮された環境破壊へのメッセージ。本作はその良さを完全に打ち消してしまいました…

無理矢理尺を伸ばして映画にした。その過程で不要なモノをたくさん詰め込んだ感じにしか見えませんでした。

皆さんの評価を拝見していると結構賛否両論ですが、漫画原作を鑑賞済みかどうかで分かれているように思います。

キー坊のデザインも無理矢理ディズニー・ジブリちっくに寄せて商業的な物に寄せているのが見てとれてしまいちょっとウーーン。

テーマを「環境破壊への警鐘」に置いているであれば原作のままでいけば良かったのにと思えてしまいました。

藤子不二雄時代の作品は描きたいものと商業的成功が両立していた様に思いましたが、特にこの作品は商業的成功の狙いすぎ感・行き過ぎ感が目立ってしまった様に思います。
Harupi

Harupiの感想・評価

3.2
時代のせいなのか、各キャラクターの個性が薄くなったというか良い子しかいなくなったというか。
内容も当たり障りのないものに感じた。
節々にジブリを意識していると思われる表現が出てきたり、クレヨンしんちゃんのオトナ帝国のような筆タッチで描かれていたり、、良さそうなものを全て詰め込んだようだが、少し散らかってしまったかなぁという印象。
キング

キングの感想・評価

3.0
あぁ…
わさドラ初のオリジナル映画。
そして、歴代ワーストで有名な一作。
前半は良かった。のび太とキー棒の関係について深く取り上げられていた。
しかし、後半になるにつれやはり展開が意味不明になってしまう。
ラストのお別れも唐突すぎて「え?もう終わるの?」って感じだった。
緑の大切さを伝えようと思ったのはまぁそれなりに分かったが、これを観て子供が「よし!僕たちも緑を大切にしよう!」と本当に言えるのだろうか?
やはり、もう少し分かりやすい内容でやってくれないと…この映画は大人でも首を傾げる所が多い。
作画は、やはり顔芸顔芸のごり押しだった。
原作に対してのリスペクトはあまり感じられない作品だった。
絢香の主題歌は良かった。
個人的にこれを観るのなら、旧作の「雲の王国」や「アニマル惑星」をオススメしますかね。
momoem

momoemの感想・評価

3.5
わりと楽しんで鑑賞。
だからこのページで酷評に驚いて、その後考えなおしてみたけど、やっぱりわたしは嫌ではなかったなー。

メッセージ性の強さよ。。とは思ったけど、そんなジブリに寄せてああなった感を感じなかったからなのか。

ドラえもん映画の好きなところ、というか期待しているところの1つは、
のび太のセリフにグッとくる、グッとこさせてもらうこと。
今回も良かったよ、のび太くん。

あと、
今回はみんなの表情でとても遊ばれていた。
最後、姫とのび太でキーボウに水をあげるところはやりすぎてて、ちょっと引いたけど、他は愉快な気持ちにさせてくれました。

合間に入るスネ夫の器小さい発言、ジャイアン安定の情深さ、しずかちゃんの洞察力の高さと的確な判断力。
個々が生きておりました。

出来杉くんはこんな知識をさわやかに押売りする風だったかな、と記憶が定かではないけれど感じました。

キーボウに対するのび太の兄心にほっこり。

ストレートなメッセージ性のある物語だったから、子どもたちの感想を聞いてみたい。


📝
おれ、ジャイアン。おれ、まるまる。6人が見間違えか確認するときの顔。ジャイアンが気球でひとりするおかしな顔。
聴いてたより、ぜんぜん良いじゃん!ふつうに、演出はキレてるし、なんと優しい話……。などと思ってると、たしかに物語はだんだんととんでもない方向へ。こ、これは……駄作……。など、というにはあまりにヤベーなにかではないか。ラストシークエンスの緑の兵器とか、トラウマ的にヤベーなにかだよ。おれは旧エヴァぐらいでしか、あんなヤベー何か観たことないぞ!かつて、伊藤計劃が、細田守のオマツリ男爵から、なにかヤベーもんがあると感じたのと同じものを感じている気がする。なんか、これ、ふつーにヤバない?だいたい、水をあげるあのシーンも、あの演出で感動させようとしてるんだぜ……。ふつーにあんなんトラウマだよ……。演出が失敗してるとかではなく、(もちろん、ある側面からいったらたしかにそれは失敗ではあるのかもしれないが)これはただヤベーのだ。ヤベーしかいってないが、最後の五分は最初の心優しい感動的な展開に戻ってるし、実際心を動かされる。いや、やっぱりおかしいって!なんだ、これ?ヤベーやつじゃん、もうー。まったく語彙が追いついてないが、これだけは言える。これはまさしく、怪作。必ず観るべし。
歩

歩の感想・評価

3.0
ドラえもんだから最後まで鑑賞した感じ
途中で話がごちゃごちゃになって置いてきぼり食らった
環境がテーマだからなのか、道具があまり出てこなかった
作画は毎度良いのに残念
sou

souの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

賛否両論あるようですが、普通に子供が見るぶんには及第点かなと感じました。ちょっと暗めですけどね。

前半の日常パートは丁寧でかなり良かった事もあり後半の壮大な展開はついていくのが大変でした。
自然破壊と戦争といったストーリーもそうですが姫の乗るグライダーやでいだらぼっちみたいな緑の侵略シーンなどナウシカやもののけ姫を連想してしまうのも無理ないです。あと演説シーンの姫がスターウォーズのパドメアミダラでした。
加えてドラえもんのひみつ道具がほぼ出てこないのも問題でドラえもんじゃなくてもクレヨンしんちゃんやアンパンマンでも成り立ちそうで、ドラえもんでやる必要性を感じられず残念でした。
話の収束も急で尺が足りてないんか…?と気になりました。キー坊は可愛かったですけど最後めちゃくちゃ普通に喋るやんけ。姫はクシャナとサンをごった煮にした感じで意地っ張りもいきすぎるとただの意地悪で好きになれませんでした。

ラストシーンの野比家と前半は本当に良いんですけど…良くも悪くも印象には残る映画かなぁといった感想です。
のび太ってメガネ外すと33じゃなくて普通にイケメンでびっくりしました。これが一番印象に残ってます。
Libero

Liberoの感想・評価

2.1
最初の日常パートは良かったけど、だんだん話が壮大になって手に負えなくなってしっちゃかめっちゃかになるっていうよくある失敗パターン。ただ一番最後のパパの一言は良かった。あとやっぱりドラちゃんかわいい
炒飯

炒飯の感想・評価

2.8
どぅらえもぉーん!
活字だけで人をクスリとさせる事が出来る道具をだしておくれよ
炒飯です。

連ドラvol28

今回は緑の国で大冒険

昭和ドラにはない、新作ドラ
すこぶる評価が低いのは、冒頭のきーぼーが書いたやけに貞子ちっくな0点の呪いなのか、
モブ全開になってたなんだか出木杉くんの呪いなのか。。苦笑

なんだか、ジブリ(気持ち悪い方)エヴァ(気持ち悪い方)が混ざり合って、現代風な感じになってましたが、こんなリアルさ、いるのでしょうか笑

と思ってみなさんのレビューを見たら皆さん思っていたのですね笑

後半のナウシカ感、いわゆるナウシ感がなければ要所要所の演出がステキだったのに、ナウシ感をしっかり出せるのはやっぱりナウシカであって、ナウシカのパクリナウシ感はナウシ感が抜けきらない謎のナウシカな訳で

きーぼーはかわゆい
でもかわゆいとナウシ感の対比は無理があるよー

ただ一つ良い事は、わさドラののび太くんはいちいちハッとさせられるような事を言う、脚本家は良い仕事してると思う

どーして言うことを聞かないと、すぐ敵ってなるの?

いつも私が思っている事をのび太が代弁してくれてました。

白か黒の判断は簡単だけど、物事はいろだけじゃなく、型も硬さも匂いも音も、いろんな要素が集まって物事な訳で、視野は広く広く、目線は俯瞰俯瞰で。

物事の本質はいたってシンプル

哲学炒飯でした。
>|