Narumi

サイレントヒルのNarumiのレビュー・感想・評価

サイレントヒル(2006年製作の映画)
4.0
映画を見ながら、ゲームをプレイしてる感覚。

元々ゲームも好きなので、結構好きフィルターがかかっていると思うがクリーチャーのデザインがひたすらグロくて良い。
映画化は劣化することが多いけど、内容も普通によく纏まっているんじゃないかと思う。

なんと言っても魔女狩りのように火炙りで殺されたアレッサの最終形態が素晴らしい。
全身火傷を負いキリストのようにベッドに拘束されたアネッサの周りから大量の有刺鉄線が四方八方に伸びて復讐をしていく様は不気味で、でもその姿を目前にするとまるで神の罰を受けるような崇高さを感じる気がする。
若干放射線を描きながらも、全体を通すと十字架のようなプロポーション。
放射線は、絵画においては後光として描かれることもある。
とにかくアネッサの造形がすこ。

予想鎖骨ごと全身の皮をちぎられたり、グロ耐性ある人でも視覚的、状況的にかなり残酷な描写があるので注意です。
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