安堵霊タラコフスキー

罪の天使たちの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

罪の天使たち(1943年製作の映画)
4.5
岩波ホールが無くなるって話を聞いて思い出した、ブレッソンの初期監督作。(あそこで上映されたのを鑑賞した記憶あり)

初期だけにブレッソン映画としては撮り方や演出も普通と言えるものだったけれども、その質感は全体を通して同時代にドライヤーが撮った怒りの日にも引けを取らないレベルで素晴らしいものがあったので、文芸映画としてかなりの見応えだったということも記憶している。