きようこ

エリザベス:ゴールデン・エイジのきようこのレビュー・感想・評価

3.5
役名のなさそうな暗殺者Aみたいなポジションにエディ・レッドメイン。出番は少ないけれど顔のアップが結構贅沢に取られてて、もうこの頃には注目の俳優だったんだなあって。

女王陛下のお気に入りを観て、英国王室のあれそれが気になる状態になってしまって、なんとなく選んでみたけどこれは続編だったのね。それでも問題なく楽しめる内容でした。歴史あんまり詳しくないので後からwiki見て、えっエリザベス1世って「ブーリン家の姉妹」のアンの娘なの!?じゃあナタリーポートマンからケイトブランシェットが産まれてくるの…?最高か…??えっえっじゃあ、メアリーって…あっああ!なるほど!!はーん!ってなりました。史実をもとにした作品ってこういう瞬間も楽しい。それを踏まると、もうすぐ公開される「ふたりの女王」なんてまさにここの話やん…絶対に観たい…。

話が逸れましたが、自分ではどうしても叶えられない事、もういっそ身近で大切な人に代わりに叶えてもらいたい、そしてあわよくば追体験できたら…みたいな気持ちはすごく共感してしまったけれど、そんな欲求って必ず相手も自分もボロボロにするものだから、本当にやっちゃいけないね寂しいけれどと思った。よりエリザベスの孤独とか気高さみたいなものが見えてきそうなので、前作も観てみます。
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